ブーレンレップによる治療をはじめる前に
治療の対象となる患者さん
ブーレンレップによる治療は、これまで受けてきた多発性骨髄腫の治療で効果が十分でなかったり、治療後に再発した患者さんが対象となります。
治療に際し注意が必要な患者さん
以下に当てはまる患者さんは、ブーレンレップによる治療に際し注意が必要です。また、治療を受けられないこともあります。
治療をはじめる前に、必ず血液内科の担当医師(以下、主治医)にお申し出ください。
- 目の表面の病気にかかっている患者さん
- 目の病気になったり、悪化する可能性があります。
- 感染症にかかっている患者さん
- 感染症が悪化する可能性があります。
- ご本人またはパートナーが妊娠する可能性のある患者さん
- 女性: ブーレンレップの投与中および最後の投与日から4ヵ月間は適切な避妊を行ってください。 男性: ブーレンレップの投与中および最後の投与日から6ヵ月間はバリア法(コンドーム)を用いて避妊を行ってください。
- 妊娠中または妊娠している可能性のある患者さん
- ブーレンレップの投与により、胎児へ影響を及ぼす可能性があります。
- 授乳中の患者さん
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ブーレンレップの投与中は授乳しないことが望ましいです。